窓ぎわのトットちゃん映画 なぜ売れたか?アニメ化など徹底解析!続編について情報も!

「窓ぎわのトットちゃん」は、「徹子の部屋」でおなじみの黒柳徹子さんがご自身の幼少期を描いた物語です。
“トットちゃん”は、黒柳さんがご自身の名前を舌足らずで上手く言えずに“トット”と呼んでいたことから由来されます。
“窓ぎわ”というのは、リストラ予備軍のサラリーマン達を“窓際族”と呼び始めたことと、
黒柳さんが小学生時代にチンドン屋(太鼓などの楽器を鳴らしながら、宣伝広告する人)を呼び込むために、ずっと窓の近くに立っていたことから取ったそうです。

現在までに20言語以上に翻訳され、全世界で累計2500万部越えをしており、
あらゆる国で愛されています。
戦後最大のベストセラーと称される「窓ぎわのトットちゃん」ですが、どうしてここまで愛されているのかをあらすじとともに紹介していきます。
また最後には新情報も紹介しますので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。

窓ぎわのトットちゃんが映画でアニメ化!そのあらすじは?

 「窓ぎわのトットちゃん」の初アニメ映画が2023年12月8日に公開されます。

トットちゃんは、落ち着きがないことから小学校を退学する事態になってしまいます。

トットちゃんは、電車が教室の一風変わった“トモエ学園”に新しく通うことになります。

そのトモエ学園の校長である小林宗作先生に出会います。

小林先生は、トットちゃんにいつも「君は、本当は、いい子なんだよ」という言葉をかけてくれていました。
そんな校長先生の言葉に、トットちゃんは救われ、家族や友達、先生達と幸せで愉快な日々を送っていく物語です。

 黒柳さんは自分を肯定してくれた小林先生を伝えるために「窓ぎわのトットちゃん」を書かれたそうです。

ですが、あとがきでは、小林先生がいなければ、劣等感を抱えたままであったなどと書かれてあるように、小林先生の言葉があったからこそ、自分はありのままでいいんだということを学べるような作品になっていると思います。

このことに関して、教育の第一人者である尾木ママこと尾木直樹さんも絶賛されています。

“子供をありのままに受け止め、子供の興味があることや個性を大事にしていくことが重要”であるということが分かります。

多様性が重視される近年、とても参考になる教育本になっているという観点からも
全世界で人気を博しているのではないかと思います。

窓ぎわのトットちゃんの映画の声優は?

今回、初映画アニメ化されるこの作品ですが、どなたが声優を担当されるのでしょうか。

この物語の主人公であるトットちゃんは大野りりあなさんに配役が決まりました。

大野さんは現在7歳で、映画「ゆとりですがなにか インターナショナル」や
ドラマ「silent」などにも出演されている子役です。

日本人とイラン人のハーフで、多国語を話せるそうです。
ダンスやピアノ、手話ができるそうで、6歳のころには中学レベルの数学の問題が解けるほどだそうです。今後の活躍も期待されそうです。

 小林校長先生は役所浩司さんが担当されるそうです。
数々のドラマや映画に出演されており、声優としては、「竜とそばかすの姫」や「未来のミライ」、「バケモノの子」などにも出演されており、特徴的な声が活かされています。

トットちゃんのパパは小栗旬さんが演じられるとのことです。
小栗さんは、「天気の子」などでも声優をされています。
役所さんにも劣らず、演技力が高いので、期待できそうです。

トットちゃんのママは、杏さんが担当されます。
少し低めな声をされている杏さんですが、ギターの弾き語りで歌う姿をご自身のYouTubeで、配信されています。
とても透き通った声をされており、心配性ながらもトットちゃんを見守るトットちゃんのママにとても合っています。

トットちゃんの担任の先生である大石先生は、滝沢カレンさんが演じられるそうです。
大石先生は、個性豊かな生徒たちやトットちゃんと共に成長していく様が描かれており、そういう面を滝沢カレンさんがどう演じるのかも見どころです。

 

窓ぎわのトットちゃんの映画の主題歌は?

 「窓ぎわのトットちゃん」の映画の主題歌は、
あいみょんさんの「あのね」という曲です。

あいみょんさんは、兵庫県西宮市出身のシンガーソングライターで、「生きていたんだよ」でメジャーデビューされました。

2018年の「マリーゴールド」では、紅白にも出場されています。

 あいみょんさんは、主題歌を歌われることに関し、
“この時代にトットちゃんがアニメーションとして映画化される事は大きな意味がある”と語られており、自分を抜擢してくれた黒柳さんへの感謝を述べられています。

窓ぎわのトットちゃんに続編はあるの?いつ発売?

 戦後最大のベストセラーと称された「窓ぎわのトットちゃん」ですが、
続編となる「続 窓ぎわのトットちゃん」が2023年10月3日に刊行されることになりました。

黒柳さんは『窓ぎわのトットちゃん』より面白いものは書けないと考えられていましたが、
それからのことを知りたいという声が多く、それであれば書いてみようということで、
続編の作成が決まったそうです。

 続編は、トットが青森に疎開し、音楽学校を卒業してから、NHKの専属女優となり、ニューヨークへ留学するところまでが描かれるそうです。

小学校退学し、トモエ学園で過ごしたトットちゃんがその後に大人になっていく過程を垣間見ることができそうです。

「窓ぎわのトットちゃん」は子どもだけではなく、
大人も、自分はこのままでいていいんだと思える作品です。

そんなトットちゃんのアニメーション映画ぜひ劇場でご覧下さい。

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